はじめに
本ブログでは、綺羅光作品を中心に、官能小説をレビューしていきます。
官能小説には、凌辱系、誘惑系、相姦モノなど、いくつかのジャンルがあります。その内の私が読んだ凌辱系作品の中では、綺羅光作品が一番、というか唯一、この作者の作品なら何作も読みたいと思うものでした。
綺羅光作品は、ヒロインの清楚さ、美しさなどが魅力的に描かれ、下着にしろ、行為にしろ、状況にしろ、一つ一つの描写がとても素晴らしいです。ヒロインは、女教師をはじめ、女子高生、女子大生、人妻、OL、姉妹、格技経験者などと多様で、堕ちていく過程での被虐美は秀逸です。
あらすじと登場人物の紹介も書いていきますが、どうでもよい人物もあらかた紹介しますので、どの人物がどう関わってくるのか、あれこれ想像してみるのも楽しいかもしれません。
レビューは簡単なコメント程度ですが、多少なりともネタバレがあると思うので、ご了承下さい。
作家名毎のカテゴリの先頭部分の数字は、その作家の作品が初めて書籍化された年月です。正確ではないかもしれませんが、いつ頃デビューしたかの目安として付加しています。
なお、レビュー記事の日付は、レビューを掲載した日ではなく、本の発売日(出版社の公式サイト、通販サイト、本などに記載されている発売日のいずれか)と同じ日付にしています。
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官能小説には、凌辱系、誘惑系、相姦モノなど、いくつかのジャンルがあります。その内の私が読んだ凌辱系作品の中では、綺羅光作品が一番、というか唯一、この作者の作品なら何作も読みたいと思うものでした。
綺羅光作品は、ヒロインの清楚さ、美しさなどが魅力的に描かれ、下着にしろ、行為にしろ、状況にしろ、一つ一つの描写がとても素晴らしいです。ヒロインは、女教師をはじめ、女子高生、女子大生、人妻、OL、姉妹、格技経験者などと多様で、堕ちていく過程での被虐美は秀逸です。
あらすじと登場人物の紹介も書いていきますが、どうでもよい人物もあらかた紹介しますので、どの人物がどう関わってくるのか、あれこれ想像してみるのも楽しいかもしれません。
レビューは簡単なコメント程度ですが、多少なりともネタバレがあると思うので、ご了承下さい。
作家名毎のカテゴリの先頭部分の数字は、その作家の作品が初めて書籍化された年月です。正確ではないかもしれませんが、いつ頃デビューしたかの目安として付加しています。
なお、レビュー記事の日付は、レビューを掲載した日ではなく、本の発売日(出版社の公式サイト、通販サイト、本などに記載されている発売日のいずれか)と同じ日付にしています。

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tag : はじめに
RD-036『ふたりのママ 豊乳義母と若尻叔母』
RD-036『ふたりのママ 豊乳義母と若尻叔母』芳川葵、キルタイムコミュニケーション/リアルドリーム文庫、2010/04 発売
●あらすじ
義母に異性として惹かれている少年が、入院した父の世話で義母が家を離れる間、叔母夫婦の家で過ごし、一時帰宅した義母に想いを受け入れられるも、叔母と関係を持った事を知られ気まずくなり、叔母の助力を受ける。
●登場人物
【畑中祐介】15歳。童貞。高校一年。【畑中諒子(りょうこ)】34歳。Fカップ。美容室『ビューティーサロン れーヴ゛』のオーナー美容師。祐次の後妻。貴和子の実姉。祐介の義母。淑やかでおっとりとしつつしっかり者で、緩やかなふんわりウェーブの黒髪で純和風の整った顔立ちのグラマラスな美女。【秋山貴和子(きわこ)】28歳。Dカップ。有名下着メーカーのデザイナー。幸夫の妻。諒子の実妹。社交的で行動派で妖艶で華やいだ雰囲気をまとっている、栗色のストレートヘアでエキゾチックな顔立ちの長身で見事なプロポーションの美女。【秋山幸夫】銀行員。貴和子の夫。【畑中祐次】諒子より十五歳年上。諒子の夫。祐介の実父。単身赴任中。現在は事故に巻き込まれて入院中。九年前に諒子と再婚した。【ランジェリーショップのオーナー】ランジェリーショップ『エレガンス・フラワー』を営む女性。『ビューティーサロン れーヴ゛』の顧客。
●レビュー
本書は二百八十数頁ありますが、その中にモノクロのイラストが五頁挿入されています。
貴和子は、夫との性生活が滞りがちで性的に満たされておらず、祐介と諒子がお互いに親子以上の感情を抱いていると察して一肌脱ぐ事を自分自身への言い訳にし、祐介相手にセックスを愉しむわけですが、メインヒロインになれるだけの魅力はないものの、その様は思いやりのある奔放なヒロインの味わいがありましたし、母子が結ばれるのを経て、夫との間に子を欲する気持ちが強くなるなど、最後には清々しさを感じるヒロインでした。
諒子は、祐介に対して冒頭で、自分が下着モデルを務めたランジェリーカタログをプレゼントしたり、自ら提案して手コキなどの性行為をするなど、そこに至るまでの経緯がほとんど無い状況であり、話が唐突過ぎて感情移入できませんでしたし、それが尾を引いて、中盤で初めて祐介と結ばれる場面においても、性描写は悪くないのに読んでいて全然気持ちが乗りませんでした。しかし、最後の3Pでは、貴和子の挑発によって嫉妬心に駆られて張り合ってしまう要素が加わり、ようやく諒子でも愉しんで読む事ができました。
●あらすじ
義母に異性として惹かれている少年が、入院した父の世話で義母が家を離れる間、叔母夫婦の家で過ごし、一時帰宅した義母に想いを受け入れられるも、叔母と関係を持った事を知られ気まずくなり、叔母の助力を受ける。
●登場人物
【畑中祐介】15歳。童貞。高校一年。【畑中諒子(りょうこ)】34歳。Fカップ。美容室『ビューティーサロン れーヴ゛』のオーナー美容師。祐次の後妻。貴和子の実姉。祐介の義母。淑やかでおっとりとしつつしっかり者で、緩やかなふんわりウェーブの黒髪で純和風の整った顔立ちのグラマラスな美女。【秋山貴和子(きわこ)】28歳。Dカップ。有名下着メーカーのデザイナー。幸夫の妻。諒子の実妹。社交的で行動派で妖艶で華やいだ雰囲気をまとっている、栗色のストレートヘアでエキゾチックな顔立ちの長身で見事なプロポーションの美女。【秋山幸夫】銀行員。貴和子の夫。【畑中祐次】諒子より十五歳年上。諒子の夫。祐介の実父。単身赴任中。現在は事故に巻き込まれて入院中。九年前に諒子と再婚した。【ランジェリーショップのオーナー】ランジェリーショップ『エレガンス・フラワー』を営む女性。『ビューティーサロン れーヴ゛』の顧客。
●レビュー
本書は二百八十数頁ありますが、その中にモノクロのイラストが五頁挿入されています。
貴和子は、夫との性生活が滞りがちで性的に満たされておらず、祐介と諒子がお互いに親子以上の感情を抱いていると察して一肌脱ぐ事を自分自身への言い訳にし、祐介相手にセックスを愉しむわけですが、メインヒロインになれるだけの魅力はないものの、その様は思いやりのある奔放なヒロインの味わいがありましたし、母子が結ばれるのを経て、夫との間に子を欲する気持ちが強くなるなど、最後には清々しさを感じるヒロインでした。
諒子は、祐介に対して冒頭で、自分が下着モデルを務めたランジェリーカタログをプレゼントしたり、自ら提案して手コキなどの性行為をするなど、そこに至るまでの経緯がほとんど無い状況であり、話が唐突過ぎて感情移入できませんでしたし、それが尾を引いて、中盤で初めて祐介と結ばれる場面においても、性描写は悪くないのに読んでいて全然気持ちが乗りませんでした。しかし、最後の3Pでは、貴和子の挑発によって嫉妬心に駆られて張り合ってしまう要素が加わり、ようやく諒子でも愉しんで読む事ができました。
1709『義母温泉』、T019『義母温泉【最高の結末】』
1709『義母温泉』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2010/04 発売
T019『義母温泉【最高の結末】』神瀬知巳、フランス書院/オリジナル電子書籍、2016/10 配信
●あらすじ
継母と温泉旅行にやって来た少年が、継母が再婚して自分から離れていくのではないかと心細い気持ちでいたところ、人違いから三人の熟女と関係を持ち、それが切っ掛けで継母に告白する勇気を得て結ばれる事になる。
●登場人物
【榎本秋生】15歳。童貞。中学三年。貴和子の義息。内気で引っ込み思案な少年。母は幼い頃に亡くなり、父も一年前に交通事故で亡くなった。【榎本貴和子(きわこ)】32歳。書道師範。秋生の継母。未亡人。合気道の心得がある。行儀や礼儀に厳しい、気品と優美を兼ね備えた和服美女。三年前に後妻に入った。【四条暎子(えいこ)】34歳。四条財閥の当主。未亡人。里恵と弘美の友人。関西弁で、非の打ち所がないグラマラスな和服美女。夫は三年前に病気で亡くなった。【里恵(さとえ)】34歳。セックスレスの人妻。暎子の友人。弘美の幼馴染み。柔和な面立ちの美女。【弘美(ひろみ)】32歳。社長。暎子の友人。里恵の幼馴染み。高飛車で、くっきりとした目鼻立ちのグラマラスな美女。【祐司】ホスト。【アキラ】童貞。大学生。学費の為にホストのアルバイトをしている。
●レビュー
○1709『義母温泉』のレビュー
里恵は、語尾を伸ばす話し方が個人的に好きではないですし、酔っているとはいえ、初対面の秋生に性行為を仕掛けたりするのは軽い感じがしました。
弘美は、高飛車なのは良いですが主役ではないので大した背景もありませんし、ホストクラブに行くような女性であり、里恵同様酔っていて軽い感じがしましたが、後でお仕置きされている場面は良かったです。
暎子は、私は方言を話すヒロインが嫌いなわけではないですけど、関西弁があまりエロく感じられませんでした。友人二人と違って夜這いされるところから始まって個々の性描写も悪くないので、標準語を話す設定で書かれていたら十分に愉しめたはずだと思います。
貴和子は、三人の熟女がいる中で手を拘束され、秋生の気持ちを受け入れてセックスに至る場面は本作で一番愉しめました。
ちなみに、里恵は、フランス書院WEBサイトの書籍紹介で「りえ」となっていますが、文庫では「さとえ」として書かれています。
なお、本作には後日談があるのですが、フランス書院文庫二十五周年記念で『義母温泉 特別編』というWEB短編がフランス書院WEBサイトに掲載されました。内容はうろ覚えですが、秋生が弘美の職場に行き、妊娠している弘美とセックスする話であり、貴和子が妊娠している事も書かれていたと記憶しています。
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○T019『義母温泉【最高の結末】』のレビュー
本書は、フランス書院文庫二十五周年記念で『義母温泉 特別編』としてフランス書院WEBサイトに掲載されていたものであり、『義母温泉』のエピローグとして、その後の話(フランス書院文庫換算で46頁分)が描かれています。
貴和子との情交場面がないのは残念ですが、弘美の会社で弘美と、暎子の自宅で暎子と、それぞれ情交に及んでおり、これはこれで良い後日談だと思います。
T019『義母温泉【最高の結末】』神瀬知巳、フランス書院/オリジナル電子書籍、2016/10 配信
●あらすじ
継母と温泉旅行にやって来た少年が、継母が再婚して自分から離れていくのではないかと心細い気持ちでいたところ、人違いから三人の熟女と関係を持ち、それが切っ掛けで継母に告白する勇気を得て結ばれる事になる。
●登場人物
【榎本秋生】15歳。童貞。中学三年。貴和子の義息。内気で引っ込み思案な少年。母は幼い頃に亡くなり、父も一年前に交通事故で亡くなった。【榎本貴和子(きわこ)】32歳。書道師範。秋生の継母。未亡人。合気道の心得がある。行儀や礼儀に厳しい、気品と優美を兼ね備えた和服美女。三年前に後妻に入った。【四条暎子(えいこ)】34歳。四条財閥の当主。未亡人。里恵と弘美の友人。関西弁で、非の打ち所がないグラマラスな和服美女。夫は三年前に病気で亡くなった。【里恵(さとえ)】34歳。セックスレスの人妻。暎子の友人。弘美の幼馴染み。柔和な面立ちの美女。【弘美(ひろみ)】32歳。社長。暎子の友人。里恵の幼馴染み。高飛車で、くっきりとした目鼻立ちのグラマラスな美女。【祐司】ホスト。【アキラ】童貞。大学生。学費の為にホストのアルバイトをしている。
●レビュー
○1709『義母温泉』のレビュー
里恵は、語尾を伸ばす話し方が個人的に好きではないですし、酔っているとはいえ、初対面の秋生に性行為を仕掛けたりするのは軽い感じがしました。
弘美は、高飛車なのは良いですが主役ではないので大した背景もありませんし、ホストクラブに行くような女性であり、里恵同様酔っていて軽い感じがしましたが、後でお仕置きされている場面は良かったです。
暎子は、私は方言を話すヒロインが嫌いなわけではないですけど、関西弁があまりエロく感じられませんでした。友人二人と違って夜這いされるところから始まって個々の性描写も悪くないので、標準語を話す設定で書かれていたら十分に愉しめたはずだと思います。
貴和子は、三人の熟女がいる中で手を拘束され、秋生の気持ちを受け入れてセックスに至る場面は本作で一番愉しめました。
ちなみに、里恵は、フランス書院WEBサイトの書籍紹介で「りえ」となっていますが、文庫では「さとえ」として書かれています。
なお、本作には後日談があるのですが、フランス書院文庫二十五周年記念で『義母温泉 特別編』というWEB短編がフランス書院WEBサイトに掲載されました。内容はうろ覚えですが、秋生が弘美の職場に行き、妊娠している弘美とセックスする話であり、貴和子が妊娠している事も書かれていたと記憶しています。
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○T019『義母温泉【最高の結末】』のレビュー
本書は、フランス書院文庫二十五周年記念で『義母温泉 特別編』としてフランス書院WEBサイトに掲載されていたものであり、『義母温泉』のエピローグとして、その後の話(フランス書院文庫換算で46頁分)が描かれています。
貴和子との情交場面がないのは残念ですが、弘美の会社で弘美と、暎子の自宅で暎子と、それぞれ情交に及んでおり、これはこれで良い後日談だと思います。
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