1767『2.14の悲劇 かくて相姦生活は始まった』
1767『2.14の悲劇 かくて相姦生活は始まった』但馬庸太、フランス書院/フランス書院文庫、2011/01 発売
●あらすじ
優秀な家族に囲まれる中で、いくら努力しても報われずに強い劣等感を抱いていた少年が、感情を爆発させて最低な人間になろうと継母を凌辱し、セックスという特技をようやく見つけ、姉妹にも欲望を向ける事になる。
●登場人物
【合坂修二】17歳。童貞。高校生。合坂真の息子。環の義息。由香の弟。明日美の兄。劣等感の固まりの少年。【合坂環(たまき)】35歳。合坂真の後妻。由香と修二と明日美の継母。華道を嗜み何度も大きな賞を貰っている。清楚で隙を見せない和服美女。【合坂由香(ゆか)】23歳。処女。進学校の教師。合坂真の娘。環の義娘。修二と明日美の姉。ミスキャンパスに選ばれるほどのツンと澄ました顔の美女。【合坂明日美(あすみ)】16歳。処女。進学校の高校一年。新体操部所属。一年生だけの新体操の大会で優勝した。合坂真の娘。環の義娘。由香と修二の妹。可憐で清純な童顔の美少女。【合坂真】五十過ぎ。総合商社の社長。環の夫。由香と修二と明日美の父。家族に対してあまり感情を見せない寡黙な人間だが、跡継ぎの修二にだけは厳しい言葉を投げかける、厳格な男。
●レビュー
前作までは主人公が本来どういう人物なのかあまり描かれていませんでしたが、本作では修二が劣等感を強めてギリギリの所まで追いつめられていたのが描かれていて、但馬庸太作品で初めて主人公の顔が見えた気がしました。
環は、セックスレスで身体を疼かせ、夫に構ってもらえず寂しい思いをしていたところ、負の感情を爆発させた修二に家族の目を盗んで何日も凌辱され、拒みつつも身体は感じてしまい戸惑うものの、ついには修二の甘言と快楽を受け入れて偽りの幸せを感じてしまうまでになり、その堕ちる過程が貞淑なのに身体は感じてしまう環の心情を中心に描かれていて、とても愉しめました。
明日美は、環の様子がおかしい原因が修二にあると証拠もなしに疑い、逆ギレした修二の怒りに動揺し口車に乗ってフェラチオ奉仕で謝罪するはめになるわけですが、無垢で素直な明日美が言葉や行為でいいように辱められ、自分が打ち込んできた新体操のレオタード姿まで冒涜される様は十分に堪能できました。
由香は、修二に劣等感を抱かれるだけでなく、子供の頃の事を密かに恨まれてもいますが、感じやすい身体の由香の視点で描かれている事もあって、恨みを晴らすという殺伐とした気分ではなく、セックスで見返してやる気分を味わえました。頁数は環や明日美に比べて少なく、一対一のセックスでもう少し読みたかったですが、最後の4Pでは修二の命令で性の虜となった環や明日美にまだ堕ちきっていない由香が責められていて、これはこれで良かったです。
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●あらすじ
優秀な家族に囲まれる中で、いくら努力しても報われずに強い劣等感を抱いていた少年が、感情を爆発させて最低な人間になろうと継母を凌辱し、セックスという特技をようやく見つけ、姉妹にも欲望を向ける事になる。
●登場人物
【合坂修二】17歳。童貞。高校生。合坂真の息子。環の義息。由香の弟。明日美の兄。劣等感の固まりの少年。【合坂環(たまき)】35歳。合坂真の後妻。由香と修二と明日美の継母。華道を嗜み何度も大きな賞を貰っている。清楚で隙を見せない和服美女。【合坂由香(ゆか)】23歳。処女。進学校の教師。合坂真の娘。環の義娘。修二と明日美の姉。ミスキャンパスに選ばれるほどのツンと澄ました顔の美女。【合坂明日美(あすみ)】16歳。処女。進学校の高校一年。新体操部所属。一年生だけの新体操の大会で優勝した。合坂真の娘。環の義娘。由香と修二の妹。可憐で清純な童顔の美少女。【合坂真】五十過ぎ。総合商社の社長。環の夫。由香と修二と明日美の父。家族に対してあまり感情を見せない寡黙な人間だが、跡継ぎの修二にだけは厳しい言葉を投げかける、厳格な男。
●レビュー
前作までは主人公が本来どういう人物なのかあまり描かれていませんでしたが、本作では修二が劣等感を強めてギリギリの所まで追いつめられていたのが描かれていて、但馬庸太作品で初めて主人公の顔が見えた気がしました。
環は、セックスレスで身体を疼かせ、夫に構ってもらえず寂しい思いをしていたところ、負の感情を爆発させた修二に家族の目を盗んで何日も凌辱され、拒みつつも身体は感じてしまい戸惑うものの、ついには修二の甘言と快楽を受け入れて偽りの幸せを感じてしまうまでになり、その堕ちる過程が貞淑なのに身体は感じてしまう環の心情を中心に描かれていて、とても愉しめました。
明日美は、環の様子がおかしい原因が修二にあると証拠もなしに疑い、逆ギレした修二の怒りに動揺し口車に乗ってフェラチオ奉仕で謝罪するはめになるわけですが、無垢で素直な明日美が言葉や行為でいいように辱められ、自分が打ち込んできた新体操のレオタード姿まで冒涜される様は十分に堪能できました。
由香は、修二に劣等感を抱かれるだけでなく、子供の頃の事を密かに恨まれてもいますが、感じやすい身体の由香の視点で描かれている事もあって、恨みを晴らすという殺伐とした気分ではなく、セックスで見返してやる気分を味わえました。頁数は環や明日美に比べて少なく、一対一のセックスでもう少し読みたかったですが、最後の4Pでは修二の命令で性の虜となった環や明日美にまだ堕ちきっていない由香が責められていて、これはこれで良かったです。

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