1931『婚約者のふたりの姉 危険な密会』
1931『婚約者のふたりの姉 危険な密会』山口陽、フランス書院/フランス書院文庫、2013/05 発売
●あらすじ
恋人の両親に結婚申し出の挨拶に行った男が、恋人の次姉が学生時代の元恋人だった事から、奔放な次姉に昔の写真をネタに脅され肉体関係が復活し、次姉との過去に疑問を抱いた貞淑な長姉とも関係を持つ事になる。
●登場人物
【安本健一】30歳。会社員。由香里の恋人。学生時代は何人もの女性とただれた関係を築いていたが、社会に出てからは真面目な男。【小野真澄(ますみ)】何の仕事かは記述されていないが働いている。小野家の次女。健一とは同じ大学で恋人だったが卒業を機に別れた。自由奔放で性欲に正直な、茶髪がかった肉巻きのストレートミディアムヘアで、ばっちりメイクをして派手な外見の艶かしい肢体の美女。【小野綾子(あやこ)】専業主婦。小野家の長女。人妻。夫は婿養子。大人しくて押しに弱い性格で、腰まで伸びた艶のある黒髪でメリハリのあるプロポーションの清楚な女性。【小野由香里(ゆかり)】身長百五十センチほど。健一と同じ会社の社員。小野家の三女。健一の恋人。性に対して奥手なタイプで、セミロングヘアで均整の取れた肉体の可愛らしい女性。
●レビュー
ヒロインの年齢は、本作では明確に記述されておらず、真澄と健一は大学時代の話から同い年だと推測できるけれども、綾子や由香里は曖昧でした。ちなみに、フランス書院WEBサイトの書籍紹介によると、綾子が三十二歳、真澄が三十歳、由香里が二十六歳となっています。
真澄は、派手な容姿で性欲に正直で、元恋人とはいえ妹の婚約者を脅して肉体関係を迫るのは質が悪いですし、何も知らない妹が近くにいる状況での健一とのセックスシーンもあまり緊迫感が感じられず、主人公が本来なら関係を持てないヒロインと関係を持つのが好みの私としては、読みたいヒロインのセックスでもなく、面白味に欠けました。
由香里は、セックスシーンが一度だけありますが、健一が由香里との緩やかなセックスに物足りなさを感じている場面が話の都合上必要なのは分かるけれども、読者にとっても物足りないセックスシーンだったと思います。
綾子は、性的欲求を抱えたセックスレスの貞淑な人妻であり、本心から拒む事ができずに真澄に感じさせられたり健一と関係を持ってしまい、健一とのセックスを忘れられなくなって、車内やトイレ内で途中由香里と電話越しドア越しに会話もありつつ健一を受け入れてしまっていた展開は、悪くなかったと思います。ただし、ヒロイン全員に言える事ですが、セックスの時の会話文などが美少女文庫のように軽く感じたのは物足りなかったです。
●あらすじ
恋人の両親に結婚申し出の挨拶に行った男が、恋人の次姉が学生時代の元恋人だった事から、奔放な次姉に昔の写真をネタに脅され肉体関係が復活し、次姉との過去に疑問を抱いた貞淑な長姉とも関係を持つ事になる。
●登場人物
【安本健一】30歳。会社員。由香里の恋人。学生時代は何人もの女性とただれた関係を築いていたが、社会に出てからは真面目な男。【小野真澄(ますみ)】何の仕事かは記述されていないが働いている。小野家の次女。健一とは同じ大学で恋人だったが卒業を機に別れた。自由奔放で性欲に正直な、茶髪がかった肉巻きのストレートミディアムヘアで、ばっちりメイクをして派手な外見の艶かしい肢体の美女。【小野綾子(あやこ)】専業主婦。小野家の長女。人妻。夫は婿養子。大人しくて押しに弱い性格で、腰まで伸びた艶のある黒髪でメリハリのあるプロポーションの清楚な女性。【小野由香里(ゆかり)】身長百五十センチほど。健一と同じ会社の社員。小野家の三女。健一の恋人。性に対して奥手なタイプで、セミロングヘアで均整の取れた肉体の可愛らしい女性。
●レビュー
ヒロインの年齢は、本作では明確に記述されておらず、真澄と健一は大学時代の話から同い年だと推測できるけれども、綾子や由香里は曖昧でした。ちなみに、フランス書院WEBサイトの書籍紹介によると、綾子が三十二歳、真澄が三十歳、由香里が二十六歳となっています。
真澄は、派手な容姿で性欲に正直で、元恋人とはいえ妹の婚約者を脅して肉体関係を迫るのは質が悪いですし、何も知らない妹が近くにいる状況での健一とのセックスシーンもあまり緊迫感が感じられず、主人公が本来なら関係を持てないヒロインと関係を持つのが好みの私としては、読みたいヒロインのセックスでもなく、面白味に欠けました。
由香里は、セックスシーンが一度だけありますが、健一が由香里との緩やかなセックスに物足りなさを感じている場面が話の都合上必要なのは分かるけれども、読者にとっても物足りないセックスシーンだったと思います。
綾子は、性的欲求を抱えたセックスレスの貞淑な人妻であり、本心から拒む事ができずに真澄に感じさせられたり健一と関係を持ってしまい、健一とのセックスを忘れられなくなって、車内やトイレ内で途中由香里と電話越しドア越しに会話もありつつ健一を受け入れてしまっていた展開は、悪くなかったと思います。ただし、ヒロイン全員に言える事ですが、セックスの時の会話文などが美少女文庫のように軽く感じたのは物足りなかったです。
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