4046『六つのとろける初体験』
4046『六つのとろける初体験』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2014/12 発売
●あらすじ
営業成績一位のご褒美に…、忘年会の夜におかしな空気になり…、海外赴任決定で落ち込む部下と…、嫉妬から賭けテニスを…、休んだ部下を見舞い…、少年の恋心を知り…、年上女との初体験6作と特別編1作の短編集。
●登場人物
《ご褒美【貧しくてかわいい年下の彼】》
【古川泰宏】26歳。童貞。食品専門商社の営業部門の社員。香奈恵の部下。真面目で明るくて裏表のない性格のやさしげな容貌の男。借金の保証人になっていた事で莫大な負債を抱えている両親(印刷会社経営)に、給料の半分を仕送りしている。【水元香奈恵(かなえ)】31歳。身長百六十五センチ。泰宏と同じ会社で同部署の係長。泰宏の上司。黒髪で怜悧な雰囲気の美女。
《ほろ酔いの人妻に教わった夜》
【工藤久志】22歳。童貞。国立大学卒。就職活動に失敗し、無職でいるわけにもいかず、母親同士が古くからの知り合いで幼い時分から交流があった百合子の下でアシスタントとして働いてきたが、親戚の貿易会社に営業で雇ってもらう事になり、年内で事務所を辞める事になっている。やわらかな顔立ちの青年。【佐々木百合子(ゆりこ)】32歳。インテリアデザイン事務所である『西野美和デザイン事務所』でショップデザインを手がけている。人妻。夫はリストラされて失業中。長い黒髪の美貌の女性。【西野美和】34歳。『西野美和デザイン事務所』の所長。人妻。夫は単身赴任中。所長として凜々しく振る舞う、ショートの髪の美貌の女性。【須崎】28歳。『西野美和デザイン事務所』の経理を担当し、美和のアシスタントとしても働いている。腰が低く控えめな性格の男。
《僕の初体験の相手になってください》
【村上耕太】24歳。童貞。清涼飲料水メーカーの営業部の社員。塔子の部下。気弱で真面目な性格のやさしげな顔立ちの青年。リストラにあった親の代わりに、妹の大学進学の学費を出している。【川辺塔子(とうこ)】28歳。処女。耕太と同じ会社で同部署の係長。吉田の恋人。耕太の上司。美貌の女性。【吉田均】耕太と同じ会社で同部署の営業部長。塔子の恋人。ダンディーな男。【青井】耕太の同期で重役秘書だったが、立花専務と先月結婚した。【立花】耕太と同じ会社の専務。
《テニスウェアを脱がせないで》
【星野広明】25歳。ゴムなしセックス未経験。食品加工会社の品質管理部門の化学分析員。亜紀の部下。【桃井亜紀(あき)】29歳。広明と同じ会社で同部署の化学分析員で課長。広明の上司。広明の勧めもあって、浮気していた夫と離婚した。テニスのインターハイで準優勝した事がある。コミュニケーション下手で喜怒哀楽をちっとも表に出さない近寄りがたい才媛で、普段は黒縁の分厚いレンズの眼鏡をかけた化粧も控えめで飾り気がない長い黒髪の美女。【古澤可奈子】空手の有段者。ふわふわのウェーブヘアで目のぱっちりした明るい感じの可愛らしい小柄な女性。
《アパートに押しかけてきた先輩》
【藤井慎一】24歳。童貞。建設機械や農業機械を販売、リースする専門商社の海外事業部の社員。響子の後輩社員。素直で頼りない、おとなしそうな顔立ちの童顔の青年。母を早くに亡くした。【有村響子(きょうこ)】30歳。慎一と同じ会社で別部署の先輩社員。慎一が新人だった時の教育担当だった。きつい性格の黒髪の美貌の女性。【田辺】慎一と同じ会社の課長。弱者に強く上の立場の人間には媚びへつらう男。
《未亡人のやさしい手ほどき》
【土屋明彦】18歳。童貞。高校三年。美江子の雑貨店でアルバイトしている。凜々しい顔立ちの少年。母を早くに亡くした。【伊吹美江子(みえこ)】33歳。雑貨店や飲食店など複数の店を経営している。未亡人。夫は五年前に病死した。長い髪の凜々しい美貌のやさしい女性。【ゆみ】現時点か一年半前の時点で20歳。薬学部に通う大学生。美江子の雑貨店でアルバイトしている。明るくはきはきとしていて仕事ぶりも真面目な可愛らしい顔立ちの女性。
《熟女だらけの蕩けるパーティ》
【水野恵理】人妻。夫はジュエリー工房を営んでいる。晃司の母。そこらの女優やモデルより余程美人の黒髪の女性。冴子とはスポーツクラブでたまたま親しくなった。【雨宮冴子】二十代後半に見える女性。【紀子】パーティーを主催した別荘の持ち主。恵理と同年代に見える、優美なウェーブの掛かった髪の美貌の夫人。【誠次】給仕の青年。パーティーの給仕は、全員が身元のきちんとした有名大学の学生で、目元の覆い隠される羽根飾りのような仮面をつけている。【恭介】給仕の青年。【恵理をクンニした青年】茶色い髪の給仕の青年。【水野晃司】18歳。大学一年。恵理の息子。黒髪のやさしい青年。
●レビュー
本書は、第一話の《ご褒美【貧しくてかわいい年下の彼】》は『貧しくてかわいい年下の彼』(特選小説)を加筆・改題、第二話の《ほろ酔いの人妻に教わった夜》は『人妻忘年会』(特選小説)を加筆・改題、第三話の《僕の初体験の相手になってください》は『女上司の筆おろし ~あなたとどこまでも~』(特選小説)を加筆・改題、第四話の《テニスウェアを脱がせないで》は『脱がせ合いラブゲーム』(特選小説)を加筆・改題、第五話の《アパートに押しかけてきた先輩》は『僕の響子先輩。』(特選小説)を加筆・改題、第六話の《未亡人のやさしい手ほどき》は書き下ろし、第七話(特別編)の《熟女だらけの蕩けるパーティ》は『熟女だらけの秘密パーティ』(1301『やさしい熟女【10の秘密】』真壁京一名義フランス書院文庫)を加筆・改題したものだそうです。
頁数の内訳は、《ご褒美【貧しくてかわいい年下の彼】》が三十九頁、《ほろ酔いの人妻に教わった夜》が四十七頁、《僕の初体験の相手になってください》が四十二頁、《テニスウェアを脱がせないで》が四十四頁、《アパートに押しかけてきた先輩》が三十九頁、《未亡人のやさしい手ほどき》が六十五頁、《熟女だらけの蕩けるパーティ》が三十三頁となります。
男視点での描写が一切なく、客観的な描写が少しある以外はヒロイン視点でほとんど描かれているのですが、ヒロインの容姿に関しては記述があまりないのですけど、ヒロインの心情や青年の言動などで、いい女なのは感じられましたし、相手となる男の年齢がいつもの作品より上な事もあって、大人の恋物語のような感じになっていたのも良く、長編と比べたら濃厚さで負けるけれども、短編なりにいろいろなシチュエーションを堪能できました。
最後の特別編は、「神瀬知巳」名義でデビューする前のものですが、二十人ほどの淑女が同数の青年給仕たちと性的に愉しむパーティーに、夫の仕事の為に顧客を獲得しようと普通の人妻が参加する話ですけど、他の作品とは異なる味わいであり、加筆しても過去作品なのでまだ洗練されていない感じもするけれども、個人的にはこういう話も好きなので、これはこれで悪くなかったです。
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●あらすじ
営業成績一位のご褒美に…、忘年会の夜におかしな空気になり…、海外赴任決定で落ち込む部下と…、嫉妬から賭けテニスを…、休んだ部下を見舞い…、少年の恋心を知り…、年上女との初体験6作と特別編1作の短編集。
●登場人物
《ご褒美【貧しくてかわいい年下の彼】》
【古川泰宏】26歳。童貞。食品専門商社の営業部門の社員。香奈恵の部下。真面目で明るくて裏表のない性格のやさしげな容貌の男。借金の保証人になっていた事で莫大な負債を抱えている両親(印刷会社経営)に、給料の半分を仕送りしている。【水元香奈恵(かなえ)】31歳。身長百六十五センチ。泰宏と同じ会社で同部署の係長。泰宏の上司。黒髪で怜悧な雰囲気の美女。
《ほろ酔いの人妻に教わった夜》
【工藤久志】22歳。童貞。国立大学卒。就職活動に失敗し、無職でいるわけにもいかず、母親同士が古くからの知り合いで幼い時分から交流があった百合子の下でアシスタントとして働いてきたが、親戚の貿易会社に営業で雇ってもらう事になり、年内で事務所を辞める事になっている。やわらかな顔立ちの青年。【佐々木百合子(ゆりこ)】32歳。インテリアデザイン事務所である『西野美和デザイン事務所』でショップデザインを手がけている。人妻。夫はリストラされて失業中。長い黒髪の美貌の女性。【西野美和】34歳。『西野美和デザイン事務所』の所長。人妻。夫は単身赴任中。所長として凜々しく振る舞う、ショートの髪の美貌の女性。【須崎】28歳。『西野美和デザイン事務所』の経理を担当し、美和のアシスタントとしても働いている。腰が低く控えめな性格の男。
《僕の初体験の相手になってください》
【村上耕太】24歳。童貞。清涼飲料水メーカーの営業部の社員。塔子の部下。気弱で真面目な性格のやさしげな顔立ちの青年。リストラにあった親の代わりに、妹の大学進学の学費を出している。【川辺塔子(とうこ)】28歳。処女。耕太と同じ会社で同部署の係長。吉田の恋人。耕太の上司。美貌の女性。【吉田均】耕太と同じ会社で同部署の営業部長。塔子の恋人。ダンディーな男。【青井】耕太の同期で重役秘書だったが、立花専務と先月結婚した。【立花】耕太と同じ会社の専務。
《テニスウェアを脱がせないで》
【星野広明】25歳。ゴムなしセックス未経験。食品加工会社の品質管理部門の化学分析員。亜紀の部下。【桃井亜紀(あき)】29歳。広明と同じ会社で同部署の化学分析員で課長。広明の上司。広明の勧めもあって、浮気していた夫と離婚した。テニスのインターハイで準優勝した事がある。コミュニケーション下手で喜怒哀楽をちっとも表に出さない近寄りがたい才媛で、普段は黒縁の分厚いレンズの眼鏡をかけた化粧も控えめで飾り気がない長い黒髪の美女。【古澤可奈子】空手の有段者。ふわふわのウェーブヘアで目のぱっちりした明るい感じの可愛らしい小柄な女性。
《アパートに押しかけてきた先輩》
【藤井慎一】24歳。童貞。建設機械や農業機械を販売、リースする専門商社の海外事業部の社員。響子の後輩社員。素直で頼りない、おとなしそうな顔立ちの童顔の青年。母を早くに亡くした。【有村響子(きょうこ)】30歳。慎一と同じ会社で別部署の先輩社員。慎一が新人だった時の教育担当だった。きつい性格の黒髪の美貌の女性。【田辺】慎一と同じ会社の課長。弱者に強く上の立場の人間には媚びへつらう男。
《未亡人のやさしい手ほどき》
【土屋明彦】18歳。童貞。高校三年。美江子の雑貨店でアルバイトしている。凜々しい顔立ちの少年。母を早くに亡くした。【伊吹美江子(みえこ)】33歳。雑貨店や飲食店など複数の店を経営している。未亡人。夫は五年前に病死した。長い髪の凜々しい美貌のやさしい女性。【ゆみ】現時点か一年半前の時点で20歳。薬学部に通う大学生。美江子の雑貨店でアルバイトしている。明るくはきはきとしていて仕事ぶりも真面目な可愛らしい顔立ちの女性。
《熟女だらけの蕩けるパーティ》
【水野恵理】人妻。夫はジュエリー工房を営んでいる。晃司の母。そこらの女優やモデルより余程美人の黒髪の女性。冴子とはスポーツクラブでたまたま親しくなった。【雨宮冴子】二十代後半に見える女性。【紀子】パーティーを主催した別荘の持ち主。恵理と同年代に見える、優美なウェーブの掛かった髪の美貌の夫人。【誠次】給仕の青年。パーティーの給仕は、全員が身元のきちんとした有名大学の学生で、目元の覆い隠される羽根飾りのような仮面をつけている。【恭介】給仕の青年。【恵理をクンニした青年】茶色い髪の給仕の青年。【水野晃司】18歳。大学一年。恵理の息子。黒髪のやさしい青年。
●レビュー
本書は、第一話の《ご褒美【貧しくてかわいい年下の彼】》は『貧しくてかわいい年下の彼』(特選小説)を加筆・改題、第二話の《ほろ酔いの人妻に教わった夜》は『人妻忘年会』(特選小説)を加筆・改題、第三話の《僕の初体験の相手になってください》は『女上司の筆おろし ~あなたとどこまでも~』(特選小説)を加筆・改題、第四話の《テニスウェアを脱がせないで》は『脱がせ合いラブゲーム』(特選小説)を加筆・改題、第五話の《アパートに押しかけてきた先輩》は『僕の響子先輩。』(特選小説)を加筆・改題、第六話の《未亡人のやさしい手ほどき》は書き下ろし、第七話(特別編)の《熟女だらけの蕩けるパーティ》は『熟女だらけの秘密パーティ』(1301『やさしい熟女【10の秘密】』真壁京一名義フランス書院文庫)を加筆・改題したものだそうです。
頁数の内訳は、《ご褒美【貧しくてかわいい年下の彼】》が三十九頁、《ほろ酔いの人妻に教わった夜》が四十七頁、《僕の初体験の相手になってください》が四十二頁、《テニスウェアを脱がせないで》が四十四頁、《アパートに押しかけてきた先輩》が三十九頁、《未亡人のやさしい手ほどき》が六十五頁、《熟女だらけの蕩けるパーティ》が三十三頁となります。
男視点での描写が一切なく、客観的な描写が少しある以外はヒロイン視点でほとんど描かれているのですが、ヒロインの容姿に関しては記述があまりないのですけど、ヒロインの心情や青年の言動などで、いい女なのは感じられましたし、相手となる男の年齢がいつもの作品より上な事もあって、大人の恋物語のような感じになっていたのも良く、長編と比べたら濃厚さで負けるけれども、短編なりにいろいろなシチュエーションを堪能できました。
最後の特別編は、「神瀬知巳」名義でデビューする前のものですが、二十人ほどの淑女が同数の青年給仕たちと性的に愉しむパーティーに、夫の仕事の為に顧客を獲得しようと普通の人妻が参加する話ですけど、他の作品とは異なる味わいであり、加筆しても過去作品なのでまだ洗練されていない感じもするけれども、個人的にはこういう話も好きなので、これはこれで悪くなかったです。

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4049『服従教室 女教師姉妹と教育実習生』
4049『服従教室 女教師姉妹と教育実習生』犬飼龍司、フランス書院/フランス書院文庫、2014/12 発売
●あらすじ
エキセントリックな中年教師が遺した催眠プログラムを入手した平凡な少年が、同級生の美少女たちを洗脳してモノにできた事に味を占め、人妻女教師やその妹の新任女教師、そして教育実習生までも毒牙にかけていく。
●登場人物
【水原隆】童貞。涼泉学園三年。化学部所属。スクールカーストの下位に位置する、目立たずおとなしい性格の平凡な少年。【中条瑞穂(みずほ)】34歳。涼泉学園の英語教師。雄二の妻。麻衣の姉。公平で面倒見が良く、学園のマドンナの名を欲しいままにしている、背中の辺りまで伸びた長い黒髪の怜悧で気品のある清楚な容貌のグラマラスな美女。【坂上麻衣(まい)】23歳。涼泉学園の新任の英語教師。大学を卒業したて。瑞穂の妹。男性恐怖症だが、初心で純情で大和撫子という言葉がよく似合う、肩のところで切りそろえられた黒髪で純和風の容貌の細身ながらも出るところは出ている理想的なプロポーションの美女。【山崎はるか(はるか)】21歳。教育実習生。栗色のショートヘアで明るく勝気な性格を思わせる容貌のスラリと引き締まった肢体の美女。【藤村麗】涼泉学園三年。隆のクラスメイト。藤村総合病院の院長の一人娘。カースト最上位のグループで女王様のように仕切っているクラスのリーダー格で、背中まで伸びた長い黒髪で気品にあふれる容貌の発育のよい肢体のとびっきりの美少女。【高尾香澄】Fカップはありそう。処女。涼泉学園三年。生徒会長。隆のクラスメイト。全国模試で常に上位の成績をキープする才媛で、ハーフリムの眼鏡をかけて黒髪をポニーテールにまとめた、知的な雰囲気を漂わせる清楚で怜悧な容貌の全校生徒でトップスリーに入ると評判の美少女。【津川鈴音】処女。涼泉学園三年。図書委員。隆のクラスメイト。眼鏡をかけた三つ編みの、おとなしげな顔立ちの割にグラマラスな美少女。【岸田里菜】涼泉学園三年。隆のクラスメイト。アニメキャラのようなロリ顔とツインテールが特徴の小柄な美少女。【三浦千夏】涼泉学園三年。隆のクラスメイト。快活で勝気な性格の、健康的に日焼けした体育会系の美少女。【亜紀】Gカップ。涼泉学園三年。隆のクラスメイト。【由里子】涼泉学園三年。隆のクラスメイト。【春香】涼泉学園三年。隆のクラスメイト。清楚な顔の少女。【杏奈】処女。涼泉学園三年。隆のクラスメイト。ギャル系の少女。【中沢英治】涼泉学園三年。野球部エース。隆のクラスメイト。カースト最上位のグループの一人。校内でも名うてのプレイボーイで、サラサラの茶髪で精悍な甘いマスクの少年。【水野】涼泉学園の産休に入った英語教師。【痴漢】十年前の回想に出てくる痴漢。短く刈った金髪と耳の三連ピアスが特徴的なチンピラ風の男だった。【中条雄二】36歳。中学の理科教師。瑞穂の夫。隆の中学の時の担任。理知的な容貌の教育熱心な男。【榎田】涼泉学園の化学教師。エキセントリックで太ったむさくるしい中年男。
●レビュー
頁数の内訳は、いろいろなプレイや単なる会話などをヒロイン達に大雑把に振り分けると、瑞穂が百頁近く、麻衣が五十頁近く、瑞穂と麻衣が十数頁、はるかが三十頁近く、瑞穂と麻衣とはるかが三十頁近く、麗と香澄が二十頁近くずつ、鈴音と里菜と千夏が一頁以内ずつ、五人以上の美少女たちが二十頁近く、残りがその他という感じです。
催眠プログラムを仕込んだものを聞かせて、主人公の命令に逆らえないようにしてモノにするのですが、あまりにも簡単に言いなりになって堕ちるので、同級生の美少女たちや瑞穂が初めて凌辱される序盤は物足りなく感じました。
しかし、皆があっさりと心身共に堕ちる中で、瑞穂だけが心までなかなか堕ちずに、生徒の前で辱められたり、寝ている夫の傍で凌辱されるなど、中盤以降は悪くなかったですし、麻衣やはるかを加えてハーレムが充実していく過程で、隆を見下していた中沢の鼻を明かしてやるなど、学園の支配者の気分を味わう事ができました。
●あらすじ
エキセントリックな中年教師が遺した催眠プログラムを入手した平凡な少年が、同級生の美少女たちを洗脳してモノにできた事に味を占め、人妻女教師やその妹の新任女教師、そして教育実習生までも毒牙にかけていく。
●登場人物
【水原隆】童貞。涼泉学園三年。化学部所属。スクールカーストの下位に位置する、目立たずおとなしい性格の平凡な少年。【中条瑞穂(みずほ)】34歳。涼泉学園の英語教師。雄二の妻。麻衣の姉。公平で面倒見が良く、学園のマドンナの名を欲しいままにしている、背中の辺りまで伸びた長い黒髪の怜悧で気品のある清楚な容貌のグラマラスな美女。【坂上麻衣(まい)】23歳。涼泉学園の新任の英語教師。大学を卒業したて。瑞穂の妹。男性恐怖症だが、初心で純情で大和撫子という言葉がよく似合う、肩のところで切りそろえられた黒髪で純和風の容貌の細身ながらも出るところは出ている理想的なプロポーションの美女。【山崎はるか(はるか)】21歳。教育実習生。栗色のショートヘアで明るく勝気な性格を思わせる容貌のスラリと引き締まった肢体の美女。【藤村麗】涼泉学園三年。隆のクラスメイト。藤村総合病院の院長の一人娘。カースト最上位のグループで女王様のように仕切っているクラスのリーダー格で、背中まで伸びた長い黒髪で気品にあふれる容貌の発育のよい肢体のとびっきりの美少女。【高尾香澄】Fカップはありそう。処女。涼泉学園三年。生徒会長。隆のクラスメイト。全国模試で常に上位の成績をキープする才媛で、ハーフリムの眼鏡をかけて黒髪をポニーテールにまとめた、知的な雰囲気を漂わせる清楚で怜悧な容貌の全校生徒でトップスリーに入ると評判の美少女。【津川鈴音】処女。涼泉学園三年。図書委員。隆のクラスメイト。眼鏡をかけた三つ編みの、おとなしげな顔立ちの割にグラマラスな美少女。【岸田里菜】涼泉学園三年。隆のクラスメイト。アニメキャラのようなロリ顔とツインテールが特徴の小柄な美少女。【三浦千夏】涼泉学園三年。隆のクラスメイト。快活で勝気な性格の、健康的に日焼けした体育会系の美少女。【亜紀】Gカップ。涼泉学園三年。隆のクラスメイト。【由里子】涼泉学園三年。隆のクラスメイト。【春香】涼泉学園三年。隆のクラスメイト。清楚な顔の少女。【杏奈】処女。涼泉学園三年。隆のクラスメイト。ギャル系の少女。【中沢英治】涼泉学園三年。野球部エース。隆のクラスメイト。カースト最上位のグループの一人。校内でも名うてのプレイボーイで、サラサラの茶髪で精悍な甘いマスクの少年。【水野】涼泉学園の産休に入った英語教師。【痴漢】十年前の回想に出てくる痴漢。短く刈った金髪と耳の三連ピアスが特徴的なチンピラ風の男だった。【中条雄二】36歳。中学の理科教師。瑞穂の夫。隆の中学の時の担任。理知的な容貌の教育熱心な男。【榎田】涼泉学園の化学教師。エキセントリックで太ったむさくるしい中年男。
●レビュー
頁数の内訳は、いろいろなプレイや単なる会話などをヒロイン達に大雑把に振り分けると、瑞穂が百頁近く、麻衣が五十頁近く、瑞穂と麻衣が十数頁、はるかが三十頁近く、瑞穂と麻衣とはるかが三十頁近く、麗と香澄が二十頁近くずつ、鈴音と里菜と千夏が一頁以内ずつ、五人以上の美少女たちが二十頁近く、残りがその他という感じです。
催眠プログラムを仕込んだものを聞かせて、主人公の命令に逆らえないようにしてモノにするのですが、あまりにも簡単に言いなりになって堕ちるので、同級生の美少女たちや瑞穂が初めて凌辱される序盤は物足りなく感じました。
しかし、皆があっさりと心身共に堕ちる中で、瑞穂だけが心までなかなか堕ちずに、生徒の前で辱められたり、寝ている夫の傍で凌辱されるなど、中盤以降は悪くなかったですし、麻衣やはるかを加えてハーレムが充実していく過程で、隆を見下していた中沢の鼻を明かしてやるなど、学園の支配者の気分を味わう事ができました。
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