4069『幼なじみの母娘vs.熟母【新しい家族】』、4123『初めてづくしの家 ふたりのママと妹』
4069『幼なじみの母娘vs.熟母【新しい家族】』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2015/04 発売
4123『初めてづくしの家 ふたりのママと妹』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2015/12 発売
●あらすじ
養育放棄されてアルバイトで生計を立てている少年が、幼馴染みの母の援助を頑なに拒むも、特別なアルバイトと称した肉体関係を提案され、誘惑に負けて幼馴染みの母と深い仲になる。そして、幼馴染みや実母とも…。
●登場人物
【高橋春生】18歳。童貞。高校三年。ビル清掃やレストランでアルバイトしている。高橋と恭子の息子。水希の幼馴染み。気配りのできる整った顔立ちの少年。【吉野真里子(まりこ)】39歳。身長は春生より低い。夫が遺したフレンチやイタリアンのレストランを三店舗経営する社長。水希の実母。未亡人。夫は六年前に交通事故で亡くなった。清楚で上品で凜々しくて女らしい、邪魔にならない長さの黒髪で肉感的な肢体の美女。【吉野水希(みずき)】18歳。処女。高校三年。生徒会長。陸上部所属。インターハイの優勝候補。真里子の娘。春生の幼馴染み。真面目で成績優秀な、黒髪を背の中程まで伸ばしている美少女。【柳田恭子(きょうこ)】40歳。化学者。海外の大学で塩害に強い作物の研究をしている。春生の実母。春生が小学校入学前に離婚して出て行った。清楚で淑やかな雰囲気でふんわりとした性格の、肩に掛かる長さの髪で気品ある整った顔立ちのほっそりとした肢体の美女。【高橋】福祉施設を運営している。春生の父。
●レビュー
○4069『幼なじみの母娘vs.熟母【新しい家族】』のレビュー
頁数の大まかな配分は、真里子が二分の一、水希と恭子が四分の一ずつという感じです。
真里子は、春生があまりにも頑なに援助を拒むので、救いたい一心から思わず自分が欲求不満だと言い出してしまい、その解消相手として契約して欲しいという提案に至るのですけど、このとんでもない展開が納得できる形で描かれているのはさすがだと思います。そして、真里子は淫らな女を演じる事になるわけですが、春生との会話や性行為を通じて描かれる心情や演じているとは言い切れない熟女のいやらしさなど、とても愉しめました。
春生に恋心を抱く水希は、真里子と春生が深い仲になった事情に理解を示した上で、自分も母と同じ事をされたいと春生に乞うのですけど、春生を好きな気持ちは十分に感じられましたし、エッチで健気な乙女ぶりが良かったです。
恭子は、本書の紹介文に”熟母は自らの体で母娘から息子を引き離そうと……”とあったけれども、そのような展開にはなっていませんでした。恭子との場面はほとんど春生の視点で描かれていますが、十二年ぶりに再会して、離婚した経緯、子を手放してしまった母の後悔や春生に対する愛情などが判明し、春生がこれまでの寂しさを埋めるかのように身体を求めて、恭子が戸惑いながらも受け入れてしまうのですけど、息子に何度も激しく絶頂させられる情交には味わい深いものがありました。
余談ですが、本書には、「フランス書院文庫 創刊30周年」と書かれた帯が巻かれています。
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○4123『初めてづくしの家 ふたりのママと妹』のレビュー
本書は、明記されていないけれども、登場人物や内容から察するに、『幼なじみの母娘vs.熟母【新しい家族】』の一カ月後を描いた続編という位置づけになるようです。
書名には「ふたりのママと妹」とありますが、真里子は春生の為に春生の父と偽装結婚しただけですし、そもそも一カ月前までは幼なじみの母娘だったので、義母や義妹という感じは全くありません。
ストーリー性はあまりなく、ひたすら情交に及んでいるのですが、真里子は娘の恋人と関係を持ち続ける事に躊躇していますし、水希も母を心配しているので、それらの心情が十分に伴った性描写になっていて堪能できました。
恭子は最終章になってから登場するのですが、前作で関係を持った事で春生の求めに応じる心づもりはできていますし、本作では甘えてくる春生との情交が描かれているので、禁忌感が薄く、若干物足りなさを感じました。
4123『初めてづくしの家 ふたりのママと妹』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2015/12 発売
●あらすじ
養育放棄されてアルバイトで生計を立てている少年が、幼馴染みの母の援助を頑なに拒むも、特別なアルバイトと称した肉体関係を提案され、誘惑に負けて幼馴染みの母と深い仲になる。そして、幼馴染みや実母とも…。
●登場人物
【高橋春生】18歳。童貞。高校三年。ビル清掃やレストランでアルバイトしている。高橋と恭子の息子。水希の幼馴染み。気配りのできる整った顔立ちの少年。【吉野真里子(まりこ)】39歳。身長は春生より低い。夫が遺したフレンチやイタリアンのレストランを三店舗経営する社長。水希の実母。未亡人。夫は六年前に交通事故で亡くなった。清楚で上品で凜々しくて女らしい、邪魔にならない長さの黒髪で肉感的な肢体の美女。【吉野水希(みずき)】18歳。処女。高校三年。生徒会長。陸上部所属。インターハイの優勝候補。真里子の娘。春生の幼馴染み。真面目で成績優秀な、黒髪を背の中程まで伸ばしている美少女。【柳田恭子(きょうこ)】40歳。化学者。海外の大学で塩害に強い作物の研究をしている。春生の実母。春生が小学校入学前に離婚して出て行った。清楚で淑やかな雰囲気でふんわりとした性格の、肩に掛かる長さの髪で気品ある整った顔立ちのほっそりとした肢体の美女。【高橋】福祉施設を運営している。春生の父。
●レビュー
○4069『幼なじみの母娘vs.熟母【新しい家族】』のレビュー
頁数の大まかな配分は、真里子が二分の一、水希と恭子が四分の一ずつという感じです。
真里子は、春生があまりにも頑なに援助を拒むので、救いたい一心から思わず自分が欲求不満だと言い出してしまい、その解消相手として契約して欲しいという提案に至るのですけど、このとんでもない展開が納得できる形で描かれているのはさすがだと思います。そして、真里子は淫らな女を演じる事になるわけですが、春生との会話や性行為を通じて描かれる心情や演じているとは言い切れない熟女のいやらしさなど、とても愉しめました。
春生に恋心を抱く水希は、真里子と春生が深い仲になった事情に理解を示した上で、自分も母と同じ事をされたいと春生に乞うのですけど、春生を好きな気持ちは十分に感じられましたし、エッチで健気な乙女ぶりが良かったです。
恭子は、本書の紹介文に”熟母は自らの体で母娘から息子を引き離そうと……”とあったけれども、そのような展開にはなっていませんでした。恭子との場面はほとんど春生の視点で描かれていますが、十二年ぶりに再会して、離婚した経緯、子を手放してしまった母の後悔や春生に対する愛情などが判明し、春生がこれまでの寂しさを埋めるかのように身体を求めて、恭子が戸惑いながらも受け入れてしまうのですけど、息子に何度も激しく絶頂させられる情交には味わい深いものがありました。
余談ですが、本書には、「フランス書院文庫 創刊30周年」と書かれた帯が巻かれています。
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○4123『初めてづくしの家 ふたりのママと妹』のレビュー
本書は、明記されていないけれども、登場人物や内容から察するに、『幼なじみの母娘vs.熟母【新しい家族】』の一カ月後を描いた続編という位置づけになるようです。
書名には「ふたりのママと妹」とありますが、真里子は春生の為に春生の父と偽装結婚しただけですし、そもそも一カ月前までは幼なじみの母娘だったので、義母や義妹という感じは全くありません。
ストーリー性はあまりなく、ひたすら情交に及んでいるのですが、真里子は娘の恋人と関係を持ち続ける事に躊躇していますし、水希も母を心配しているので、それらの心情が十分に伴った性描写になっていて堪能できました。
恭子は最終章になってから登場するのですが、前作で関係を持った事で春生の求めに応じる心づもりはできていますし、本作では甘えてくる春生との情交が描かれているので、禁忌感が薄く、若干物足りなさを感じました。
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幼なじみの母娘vs.熟母-新しい家族(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)
2015/4/23 発売
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「おばさんが淫らになったのは春生くんのせいよ」
エプロンを押し上げる隣家のおばさまの豊かな胸。
白い太ももの付け根から漂う濃厚な牝のフェロモン。
美熟女の魅力に抗えず、真里子との関係に溺れる少年。
熟母は自らの体で母娘から息子を引き離そうと……
39歳vs.18歳vs.4...